九州大学大学院卒の家庭教師が教える数学

〜高校数学が嫌いでも苦手でも、コレさえ押さえていれば大丈夫!苦手な数学の試験は90点越えイケるスペシャル!!〜

暗記をやめてみましょう

んにちは、たくみです。

 

 

 

あなたは暗記が得意ですか?

ぼくは暗記が苦手でした。

 

 

特に社会ですが、

日本史は漢字ばかりで

世界史は横文字ばかりで

ほとんど覚えれませんでした。

 

 

数学が苦手という人に

「数学なんて暗記できない。」

という人がいます。

 

 

確かに数学では覚えることが

多くあります。

公式や証明などです。

 

 

しかし、実は数学で覚える内容は

英語や国語、理科や社会よりも

比較的に少ないと言われています。

 

 

では、覚えることが少ない数学を

苦手にする原因はなんでしょう?

 

 

実はこれが分からないと

大変なことになってしまいます。

 

 

必死に公式を100回書いても

すぐに忘れてしまい、

テストや試験で思い出せず、

心をへし折る点数になります。

 

 

証明問題を丸暗記しても

ちょっと問題の出し方を

変えるだけで全く

証明が書けなくなります。

 

 

勉強をしても方向が違うと

よくわからないところへ

辿り着いてしまうのです。

 

 

 

 

逆に、数学を得意とする人は

この原因を理解しています。

 

 

しかも難しいことではありません。

 

 

方向を軌道修正することが

考え方次第でできるのです。

 

 

この原因が理解できれば

あなたは数学を別の視点で

捉えることができます。

 

 

そしてその視点は

必ずあなたの数学力を

伸ばしてくれます。

 

 

この原因とは

「数学を暗記教科と考えている」

ことにあります。

 

 

はっきり言って

数学は暗記教科ではありません。

 

 

ですから、たとえ

公式を100回書いたとしても

証明を丸暗記したとしても

数学は克服できません。

 

 

数学の単語帳のようなものを

作って電車の中で覚えても

無駄に終わります。

 

 

まずは、

数学は暗記教科という

考えを捨ててください。

 

 

それができたならば、次は

いつも『定義』に焦点を当てる

これを実践してください。

 

 

どんな問題でも常に

『定義』を意識することです。

 

 

でも、『定義』っていうと

なんとなく難しいって感じですよね。

 

 

簡単に言うと

「事前の取り決め」

みたいなものです。

 

 

例えば、「解の公式」を

考えてみてみましょう。

 

 

 

 

見慣れた公式ですよね。

しかし、実は上の式だけだと

本当は嘘になります。

 

 

なぜかというと、a = 0の時

解の公式は成り立ちません。

 

 

ですから、「a ≠ 0のとき」

という言葉が必要になります。

これが『定義』です。

 

 

公式でも証明でも『定義』は

大抵一番最初にあるので

わかりやすいと思います。

 

 

では、なぜ『定義』に焦点を

当てないといけないかというと、

 

 

数学は事前の取り決めをしないと

何も成り立たないからです。

 

 

じゃんけんと同じです。

 

 

グーはチョキよりも強く

チョキはパーよりも強く

パーはグーよりも強い

 

 

 

 

このように定義しておかないと

じゃんけんが成り立ちません。

 

 

『定義』がないと

公式や証明も実はできないのです。

 

 

ですから、これからは

数学では『定義』を意識して

取り組んでください。

 

 

そうすれば、

公式や証明が自然と頭の中に

入ってきます。

 

 

まるで水を得た魚のように

あなたのペンはすらすらと

動き始め、正解への道を

歩み始めるのです。

 

 

覚えるものは、

公式でもなく証明でもなく

『定義』です。

 

 

これをお忘れなく。

 

 

以上です。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。